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なぜSLでビジネスするかをさらに考える

2007年05月17日

なぜSLでビジネスするか、という問いは昨年6月に会社設立する前からずっと考えています。

ビジネス街として「Metabirds」SIMを作ったときにも以下のようなことを言いました。
「一般には、メタバースのような趣味の空間でビジネスをするのは金儲け主義的だといわれることがあります。しかし私は、メタバースであろうとリアルの世界であろうと、そのような(ビジネス=金儲け主義の)考え方に与するものではありません。
ビジネスの基本は、付加価値を生み出し、それを喜んで受けいれようという人に提供し、その対価を得ることです。その対価を得ることで、人は新たな服を買い、快適な住居を買い、美しい音楽を聴いて素晴らしい毎日を過ごすことができるのです。
逆にいうと、だからこそ、人は付加価値を生み出し、提供しようと考えるようになります。
私はそのように、ビジネス経済を、人々が生活を向上させることにとって、(唯一とは言わないまでも)優れた考え方だと考えています。」

『Metabirds SIM 設立にあたっての、Nao Noeの講演』http://www.metabirds.com/about_us/2008/07/metabirds-sim.html


上記考え方をもう少し進めるにあたって「市場の失敗」という言葉を思い出しました。

「市場の失敗」とは、Wikipedia氏によりますと、以下のような説明があります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B8%82%E5%A0%B4%E3%81%AE%E5%A4%B1%E6%95%97
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「市場メカニズムが働いた結果において、パレート最適ではない状態、つまり経済的な「効率性」が達成されていない現象」
「失敗の例は以下のとおり。
* 経済成長率の低下
* 環境破壊
* 品質の低下
* 逆選択の発生」
「市場の失敗が起こる原因の代表的なものとして、次のようなものが挙げられる。
* 独占の存在や自然独占の傾向
* 外部性の存在
* 公共財の存在
* 情報の非対称性の存在
* 不完備市場
* 費用逓減産業の存在」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

(深く理解しているわけではないので、間違っている可能性があるという言い訳を先にしつつ)

上の私の以前の発言に
「ビジネスの基本は、付加価値を生み出し、それを喜んで受けいれようという人に提供し、その対価を得ること」
と書いていますが、これはそのまま「市場」経済のことを指しています。

そして、一般にビジネス(=市場経済、ということにします)への不審、不満点が多く発生するのは、「市場の失敗」があるからだという認識を私はしています。
Wikipediaさんは、
「失業、貧困などの社会問題や格差社会の発生は,正確には経済的な「公平性」が達成されていない現象に属し、定義の上からは市場の失敗とは別の分類」
とおっしゃっていますが、私の理解では、『経済的な「公平性」が達成されていない』からこそ、『情報の非対称性』や『独占』が発生するのではないかなーなとど考えています。

ここまでは「市場」についての一般論です。

で、今日言いたいのは、
「セカンドライフなどの仮想世界では、「市場の失敗」を起こす要素が低いのでは??」
ということです。

* 独占の存在や自然独占の傾向
   →参入障壁低いかも!どうかな。
* 外部性の存在
   →うーん、これは残るかな
* 公共財の存在
   →これも残るかな
* 情報の非対称性の存在
   →これは、なんか少し減りそう。仮想世界と言うより、インターネットの存在で。
* 不完備市場
* 費用逓減産業の存在
   →これなんだろ

・・・・いつもながら全然説明できてませんね。
なんとなく、「市場の失敗」の大きさ、そして「政府」の必要性のバランスが、現実世界と仮想世界では違うような気がしませんか?

と、またも論理がとまってしまい、直感的な話になってしまいまったところで時間切れです。


・・・・市場の失敗と政府の必要性についての議論、経済学の話では数十年前におこなわれたものですよね、たしか。
だれか、「仮想世界と市場」について最新の研究している方、レクチャーしてください!



  


Posted by NaNo at 10:28